甥っ子作助
歳三兄の喜六の息子作助を、歳三さんは大変可愛がっていたといいます。
2人は一緒によくお風呂に入っていたとか。いいなぁ。
が!!
土方さんは熱い湯が好き(←江戸っ子?)、子供の作助にはたまったもんじゃありません;;
湯船から飛び出して逃げ回る逃げ回る。笑
でも歳三さんも負けません。家中追いかけ回して、かついで湯船にドボン!!あげくの果てには風呂の蓋までしめちゃったとか(笑)作助大迷惑(^_^;)
可愛がりすぎはいけません;←教訓
向こう傷
佐藤家で昼寝をしていた、歳三さん。
そのとき、事件は起こりました。
義兄佐藤彦五郎さんの四男・彦吉君(後の力之助)が転んでしまったのです。
額に怪我をして、血が出ていました。
一大事です。
しかし歳三さんは、彦吉君の鳴き声で飛び起き、すぐ掛け付けたんですってよ。
泣きじゃくる彦吉君を抱きかかえて
「男の向こう傷だ。めでたい、めでたい」
と励ましながら傷の手当てをしてあげたそうです。
「抱きかかえて」!!!
羨ましい限りです。笑
女関係
江戸では吉原に通っていたらしいです。馴染は黛さんとかいう女。
許嫁は三味線屋のお琴さん、でも武士の道を追いかけた土方さんはお断りしていました。
京都では沢山(笑)。自慢の手紙や、女からの恋文を日野に送りつけてます。
『素晴らしき尊きものを送る』とか書いて。
『謹んで贈り奉る』…って全然謹んでないし…笑
おまけに悪戯心満載で、手紙の中の『婦人』て文字がなぜかデカい。笑
日野の小島家(送られた家)では大ウケだったそうな…それでいいのか!?
そんな土方さんの詠んだ句
『報国のこころをわするる婦人哉』
しかもその後に「歳三いささかの読み違い」ってかいてあります。
今で言えばなんだろう…なんちゃって、みたいな??爆笑
隊務に励んで下さいね…笑
君菊
土方さんの娘を産んだという、うらやまし〜い天神の方。
天神というのは遊廓の遊女の位で、一番位の高い太夫の下。つまりかなり高い。
子供は幼くして亡くなったそう。君菊は他の男に嫁ぎ早死にしたそうです。
…ありがたい身体を他の男になんかやるから…←失礼
姪っ子
土方さんには姪がいました。名前はぬい。
嫁ぎはしたのですが、病弱なために実家に戻って過ごしていました。
叔父にあたる歳三さん、ぬいのことをとても心配していたといいます。
京から江戸へ下るたびに、ぬいに京土産を買ってきたとか。
かんざしなどの小物ですね♪それを贈ってたんですよ、優しい人ですね。
因みに、現在残っている京土産であるどんぶり。
こちらは甥っ子作助に贈ったモノ。あの人ですよ、歳三さんに湯船に閉じこめられた。笑。